研修可能な施設で宿泊した場合の食事内容

研修可能な施設で宿泊した場合の食事内容

企業や大学では、毎年4月ごろに新入社員・新入生が同じ場所に集まって、合宿が催されます。
いわゆるセミナー合宿であり、基本的には全員参加となるものです。
多くが郊外にある宿泊施設を使用されており、そこで1週間程度寝泊まりをして勉強会を催されるわけです。
そこでここでは、研修可能な宿泊施設で提供をされている食事について、簡単に見ていきましょう。
通常の旅行であれば懐石料理などとなりますが、研修の場合はおもにバイキングスタイルで用意をしている施設が多くなります。
和洋折衷のメニューを宴会場やホールで揃えて、宿泊客自身でお皿に取り分けるわけです。
なぜバイキングの食事が多いのかというと、費用コストを削減できるからとなります。
宿泊先への支払いは団体旅行となるため、一人あたりの単価がお安いのが特徴です。
そのため施設側でも料理のグレードを下げているということです。
また配膳時の人手を減らせるというメリットもあります。

宿泊研修を行う際には食堂が備わる設備を選ぶ

宿泊研修を行う際には、食堂を備える設備を選ぶことが欠かせません。
新人への教育を施したり、管理職に適した人間を育成したりする際には、泊りがけで研修を行うことも珍しくありません。
宿泊施設を選んでいく際には、どのような設備が備わるかを確認しておくことが大切となるのです。
講義を行うスペースに、プロジェクターやホワイトボードが備わっていなくては、大勢の参加者に意図を伝えることは難しくなります。
宿泊施設に関する紹介サイトを見ながら、気にいった設備を見つけた際には、設置されている設備についての確認を行うことを心がけましょう。
付帯設備同様に、交通手段が充実しているかについても、確認しておくべき重要事項です。
遠方から訪ねて来る社員であっても、分かりやすい立地であることが大切だからです。
長きに渡って行われる教育では、施設内に食堂が備わっている方が良いことも多いものです。
参加メンバーが、施設外に出ないで集中的に学習を行えるからです。

著者:稲垣和之

筆者プロフィール

青森県八戸市生まれ。
自社で行う宿泊研修の担当として研修先を手配。
自分なりに宿泊研修のポイントを記事にまとめました。